2018年度秋期 環境問題概論
授業でパソコンから使用しているPowerPointファイルや配付資料の原稿は受講者に公開されていますが、そのファイルはこのホームページ上にはありません。使用している資料の著作権の問題などがあるので、大学LAN内のパソコンからのみアクセスできる教材サーバに入れてあります。情報センターの自習室などに行って、「マイ・コンピュータ」の中に見える「Lesson (S:)」を開いて、私の名前のフォルダ(iwao)の中を探してください。印刷もできますが、くれぐれも紙資源の節約に努めてください。
講義計画
【講議概要】
地球温暖化、化学物質、リサイクル・・・、環境問題はすでに身近にあり、多くの人が漠然とした不安を持ちながら、しかし具体的に行動を起こすことなく毎日を送っている。私達の生活のなにがどのように問題なのか、多くの情報があふれかえる現在、信頼できる基礎知識を身につけ、これからの自分の行動を決めていかねばならない。この講義では、これからの時代を生きていく上で必須と思われる主要な環境問題に関する基礎知識を身につけてもらう。
【学習目標】
主要な環境問題(地球温暖化、ゴミ問題、人工化学物質汚染、酸性雨、オゾン層破壊、土壌劣化、水危機、食糧問題、エネルギー問題)について、起きている問題の内容とその原因を説明できる。それぞれの問題に対し、今何がなされているか、何ができるかを人に伝えられる。
具体的な到達目標リストはこちら(PDFファイル)。
【講議計画】
時事問題も取り入れながら、おおむね以下のテーマを扱う(順序は変更の可能性あり)。
・地球温暖化, エネルギー問題
・ゴミ問題
・人工化学物質汚染
・酸性雨、オゾン層破壊
・土壌劣化、水危機、食糧問題
【成績評価の方法】
試験50%、レポート50%
レポートは、授業時間中に出題してその場で書き上げて提出してもらうもので、その時点まで数回分の講義内容を振り返りまとめてもらうのが目的である。その他にも、自分の生活を見直すアクション・レポートも課す。レポートをすべて提出した上で、試験で6割程度得点すれば単位を与える。
【事前・事後学習】
日常目にする環境関連のニュースなどをチェックし、常に情報をとりいれておくこと。授業では板書の負担を軽減するため穴埋めプリントを配付するが、その穴を埋めるだけで済むわけではない。ノートをとり、配付資料の内容と授業後に統合して整理することで、はじめて十分な理解ができるはずなので、次の授業までにきちんと復習をすること。
【教科書】
なし
【参考書】
環境省編 『環境・循環型社会・生物多様性白書』
遠山益 『人間環境学』 裳華房 2001
安井至 『市民のための環境学入門』 丸善ライブラリー 1998
東京商工会議所『ECO検定公式テキスト』日本能率協会マネジメントセンター 2017他
松永和紀 『メディア・バイアス』光文社 2007
【授業で使用した代表的な情報源(順次追加予定)】
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2019. 2. 5.