Journal no. 10
タバコとたたかう(2000年9月7日)
タバコを吸うやつは嫌いだ。あの煙の匂いがいやだ。毒を吸って勝手に自殺してくれるのはかまわないが、望まない匂いを無理矢理かがせるのはやめてくれ。近くで吸っているやつを見ると、懐から水鉄砲を取り出してブシュッと顔にお見舞してやりたくなる。
タバコが、喫煙者はもとよりそばで煙を吸わされる者にも有害であることは、すでに確定している。それがわかっていて吸うということは、きっと自分や他人の命を危険にさらしながら喫煙することが快感なのだろう。少年たちの暴走行為みたいなものかもしれない。それなら気持ちはわからないでもない。
そうなるとしかし、これ以上いくら喫煙の害を説いてもタバコをやめさせることは難しいことになる。「危険だからやめましょう」なんて暴走族に言っても無駄だものね。じゃぁ、どうやってたたかうか。
タバコ会社を告訴するというのはアメリカでは流行ったけど日本ではどうかな。陪審員制度でない日本では勝ち目はないかもしれない。だいたいあれは、身体をこわした喫煙者が訴えたのだっけ。
それよりもむしろ、タバコを売っている店を攻撃したほうが早いかもしれない。有害であることを知っていながら販売するとはなにごとか。お客の健康をなんとこころえる。自殺幇助と傷害幇助で訴えるぞ、と。
もちろん訴えられるわけはない。でも、「お客様の健康と地球環境に配慮してます」というような良心的なお店なら、無視できないのじゃないかな。そうでなきゃ、うそでしょ。
とりあえず大学生協から攻めてみるか。学生の健康を考えるべき大学生協が・・・20歳未満の者もいるキャンパスで・・・と。
うまくいったら、タバコは学外まで買いにいってもらいましょう。健康のために。
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