2013年度秋期 環境問題概論
授業でパソコンから使用しているPowerPointファイルや配付資料の原稿は受講者に公開されていますが、そのファイルはこのホームページ上にはありません。使用している資料の著作権の問題などがあるので、大学LAN内のパソコンからのみアクセスできる教材サーバに入れてあります。情報センターの自習室などに行って、「マイ・コンピュータ」の中に見える「Lesson (S:)」を開いて、私の名前のフォルダ(iwao)の中を探してください。印刷もできますが、くれぐれも紙資源の節約に努めてください。
「今、急激に世界人口が増えているというけど、食べ物は充分に作れているの?この先どうなるのかな?」とたずねる中学生に、水や土の問題を中心に将来の懸念材料を説明してあげてください。専用用紙はこちら。
注)文章で回答すること。箇条書きなどは不適。授業と異なる個人的見解はコメント欄へ。
やむを得ない理由により欠席した場合は、その理由が客観的に証明されれば1/24までの猶予を与える。それ以外の場合も遅れての提出は認めるが、点数は半減する。
「私たちの身体にたくさんの化学物質が入り込んでるってホント?どうしたらいい?」とたずねる中学生に、授業内容をふまえてどう考えたらいいか説明してあげてください。専用用紙はこちら。
注)文章で回答すること。箇条書きなどは不適。授業と異なる個人的見解はコメント欄へ。
11月29日(金)出題。専用用紙の指示に従って、日々の食べ物に含まれる食品添加物や、気になるサプリメントを5つピックアップして、その物質の効用と安全性(健康への影響、毒性など)について調べてレポートする。詳細はこの専用用紙を参照。提出締切は12月6日。期限過ぎての提出は点数半減とする。
「リサイクルは環境によくない、って言う人がいるんだけど、ホントのとこどうなの?」とたずねる中学生に、ゴミ問題とリサイクルの意義、これから目指すべき方向について解説してください。専用用紙はこちら。
注)文章で回答すること。箇条書きなどは不適。授業と異なる個人的見解はコメント欄へ。
やむを得ない理由により欠席した場合は、その理由が客観的に証明されれば11/27までの猶予を与える。それ以外の場合も遅れての提出は認めるが、点数は半減する。
10月30日(水)出題。専用用紙の指示に従って、あなたの住む自治体のゴミ回収に関するルールや回収量等を調べてください。たいていの自治体はWEBに情報を載せているはずです。今住んでいる場所でなく実家のある場所のことでもかまいません。複数箇所を比べるのもおもしろいでしょう。調べた上で裏面に感想を書くのを忘れずに。詳細はこの専用用紙を参照。提出締切は11月6日(水)、授業にて回収。期限過ぎての提出は点数半減とする。
「地球は温暖化してるみたいだけど、これから私たちどうなるわけ?なにをしたらいい?」とたずねる中学生に、授業内容をもとにていねいに回答してあげて下さい。専用用紙はこちら。
注)文章で回答すること。箇条書きなどは不適。授業と異なる個人的見解はコメント欄へ。
やむを得ない理由により欠席した場合は、その理由が客観的に証明されれば一週間の猶予を与える。それ以外の場合も遅れての提出は認めるが、点数は半減する。
自分(達)が日常どれだけエネルギーを消費しているか把握してもらう課題です。いわゆる「環境家計簿」というもので、今までにも調べたことがあるかも知れません。1ヶ月当たりの電気/ガス/水道等の使用量を調べて記入し、表に従いCO2排出量を計算してください。寮などで個別の値がわからないときは、管理人に総使用量を聞いて部屋数で割るなど、柔軟に推定してください。各エネルギーからの排出割合がわかったら円グラフにしてください。詳細はこの専用用紙(PDF形式、455KB)を参照。10月11日提出締切。
講義計画
【講議概要】
地球温暖化、化学物質、リサイクル・・・、環境問題はすでに身近にあり、多くの人が漠然とした不安を持ちながら、しかし具体的に行動を起こすことなく毎日を送っている。私達の生活のなにがどのように問題なのか、多くの情報があふれかえる現在、信頼できる基礎知識を身につけ、これからの自分の行動を決めていかねばならない。
この講義では、これからの時代を生きていく上で必須と思われる主要な環境問題に関する基礎知識を身につけてもらうとともに、それぞれの問題に対し今なにをすべきか、なにがなされているか、なにができるかを、ともに考えていきたい。
【学習目標】
主要な環境問題(ゴミ問題、人工化学物質汚染、酸性雨、オゾン層破壊、地球温暖化、土壌劣化、水危機、食糧問題、エネルギー問題)に関する基礎知識を身につけて、マスコミやインターネットの情報にいたずらに踊らされない自信を持ってもらいたい。同時に、それぞれの問題に対し今何をすべきか、何がなされているか、何ができるかを、ともに考えていきたい。
【講議計画】
時事問題も取り入れながら、おおむね以下のテーマを扱う(順序は変更の可能性あり)。
・地球温暖化, エネルギー問題
・ゴミ問題
・人工化学物質汚染
・酸性雨、オゾン層破壊
・土壌劣化、水危機、食糧問題
【成績評価の方法】
試験70%、レポート30%
レポートは、授業時間中に出題してその場で書き上げて提出してもらうもので、その時点まで数回分の講義内容を振り返りまとめてもらうのが目的である。その他にも、自分の生活を見直すアクション・レポートも課す。レポートをすべて提出した上で、試験で6割程度得点すれば単位を与える。
【教科書】
なし
【参考書】
環境省編 『環境・循環型社会・生物多様性白書 平成24年版』
遠山益 『人間環境学』 裳華房 2001
石弘之 『地球環境報告II』 岩波新書 1998
安井至 『市民のための環境学入門』 丸善ライブラリー 1998
東京商工会議所『ECO検定公式テキスト』日本能率協会マネジメントセンター 2006他
松永和紀 『メディア・バイアス』光文社 2007
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2014. 3. 21.