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updated 2012-08-16
自然の風という会社が開発した段ボール製の箱形ソーラークッカー。軽く折りたためるのが魅力。

コンパクトに収納されている。

収納されているパーツはこれだけ。


まずは保温箱を組み立てる。底には分厚い段ボールの層が断熱のため入れられる。

反射パネルを広げて、

土台側の箱に差し込む。

ふたはアクリル板をはめこむ。

全体を固定しつつ、太陽に向けて傾斜をつけるため、長いベニヤ板を底に通す。

安定がよくないので、ベニヤ板の端をこんなふうに固定することになる。

できあがり。
サン・オーブンを段ボールで再現した感じで、できあがりはしっかりしている。テストした印象ではそれなりにパワーがあるようである。しかし、調理具材を入れる箱の部分のスペースが狭く、鍋などは入れられない。小さめの芋などを耐熱ビニールの袋に直接入れるのがいいところ。これではあまり実用的にはならない。しかも安定があまりよくなく、太陽高度に合わせて角度を変えるのも簡単ではない(角度調節機能のついた専用架台の付属したタイプも販売されている)。また、反射パネルを下の箱に差し込むところなど、若干組み立てが面倒である。形はとてもいいのだが、もう少し実用面を工夫してもらいたいものである。