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かんたんソーラークッカー「ききょう」の作り方

 5分で作れるかんたんソーラークッカーです。「あさがお」というクッカーを参考にしました。出来上がりの形から「ききょう」と名付けました。

ソーラークッカー「ききょう」

用意するもの

  • ガスレンジ下敷きシートなど
  • クリップ4つ
  • 油性ペン
  • はさみ
  • 定規

作り方

 (印刷用はこれをダウンロード. PDF形式, 804KB)

ここではガスレンジの下敷き用に売っていたシートを材料にします。全アルミ製のものより、紙にアルミ箔を貼ったものの方が弾力があって作りやすいです。この製品は75cm x 55cm。でもサイズも形もこだわりません。

レンジシート

マジックで中央に10cm程度(使う容器に合わせて調整)の丸を描き、さらに中心を通る45度くらいの斜めの線を引きます。

丸と斜め線を描く

シートをたてに半分に切って丸を切り抜きます。

たて半分に切り丸を切り抜く

中央の円の形を保ったまま、たてに切った部分を斜めの線に合わせ、

切った部分を斜めの線に合わす

内側と外側をクリップで留めます。

クリップで留める

全体を湾曲させながら反対側も同じようにクリップで留めればできあがり!

反対側も同様に

調理材料を入れた黒い容器(空き缶など)を中央部にを置き、保温用のペットボトルなどかぶせれば調理ができます。

  太陽高度の高い時期向きですが、容器の置き方などで向きを調節すればいつでも使えます。使用後はクリップをはずすだけで折り畳めるので収納も簡単です。


「ききょう」メジャーデビュー!?

 2008年、「ききょう」を日本ソーラークッキング協会のホームページに載せていただきました。何の宣伝もしていないのに見つけてくださり、本当にうれしかったです。

 そして2008年7月24日(木)〜25日(金)、東京の町田市大地沢キャンプ場で行われた夏の子どもキャンプにて、小学校4〜6年生44名が太陽についての学習をして、それぞれ「ききょう」を作り芋を蒸かしました。以下は、企画運営された(株)小川クラウン(←サニークッカーを作っている会社)の住田さんよりいただいたその時の写真です。

写真1写真2
写真3写真4

 自分で発案したものを、遠く離れた場所で多くの子どもたちに作って楽しんでもらえた。そのことが、この上なく幸せに感じられます。ソーラークッキングはどうやら関東の方で普及に努める活動が活発な様子。こちら関西でもがんばらねばと思いました。


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Last update 2008 10. 22. Copyright (c) K. Iwao. All rights reserved.