2009年度 学生による授業評価集計結果

● 環境問題概論

登録受講者数 598人 回答者数 207人

平均評価
評価詳細
回答者のコメント
集計結果に対する巖の所見

★ 平均評価今年前年
問3:あなたの、この授業についての出席状況はどうでしたか。90.0点(82.6点)
問4:あなたは、この授業に、予習・復習等をしたり、指定された教材を持参するなど、よく準備して臨みましたか。63.2点(64.3点)
問5:あなたは、この授業に意欲的に取り組みましたか。72.3点(73.6点)
問6:あなたは、授業を妨げるような行為(私語・携帯電話等)を慎むよう心がけて受講しましたか。80.4点(83.6点)
問7:あなたは、この授業に興味や関心を持って受講しましたか。75.0点(80.1点)
問8:授業担当者の説明は、わかりやすかったですか。79.3点(84.2点)
問9:授業担当者の言葉は、明瞭で聞き取りやすかったですか。83.9点(85.1点)
問10:授業担当者は、私語に対して注意するなど、勉強する雰囲気を保つよう努力していましたか。83.2点(91.1点)
問11:授業担当者は、遅刻が少なく、授業時間を有効に活用しようと努力していましたか。82.4点(89.6点)
問12:授業担当者は、学生の理解度を測ることに努力していましたか。74.3点(79.4点)
問13:授業は、シラバス(講義計画)に沿って行われましたか。79.3点(80.1点)
問14:プレゼンテーションにおいて、文字や提示されたものは見やすかったですか。83.9点(87.5点)
問15:教材の量や内容(レベル)は、適切でしたか。76.0点(81.7点)
問16:授業内容は、あなたの知的関心を呼び起こしましたか。74.8点(79.9点)
問17:この授業を受講して、満足していますか。78.4点(81.2点)
 


★ 結果詳細
問3:あなたの、この授業についての出席状況はどうでしたか。回答数割合
1 90%以上出席13866.7%
2 60〜89%程度出席5727.5%
3 40〜59%程度出席115.3%
4 10〜39%程度出席00.0%
5 10%未満の出席10.5%
 
問4:あなたは、この授業に、予習・復習等をしたり、指定された教材を持参するなど、よく準備して臨みましたか。回答数割合
1 とてもよく準備した3717.9%
2 だいたいよく準備した8038.6%
3 どちらとも言えない5727.5%
4 あまり準備をしなかった2110.1%
5 まったく準備をしなかった125.8%
 
問5:あなたは、この授業に意欲的に取り組みましたか。回答数割合
1 非常に意欲的であった5325.6%
2 意欲的であった9746.9%
3 どちらとも言えない4421.3%
4 あまり意欲的でなかった83.9%
5 全く意欲的でなかった52.4%
 
問6:あなたは、授業を妨げるような行為(私語・携帯電話等)を慎むよう心がけて受講しましたか。回答数割合
1 よく心がけた10550.7%
2 少し心がけた6029.0%
3 どちらとも言えない3115.0%
4 あまり心がけなかった41.9%
5 全く心がけなかった73.4%
 
問7:あなたは、この授業に興味や関心を持って受講しましたか。回答数割合
1 非常に興味・関心をもって受講した7435.7%
2 少し興味・関心をもって受講した7938.2%
3 どちらとも言えない4119.8%
4 あまり興味・関心をもたずに受講した62.9%
5 全く興味・関心をもたずに受講した73.4%
 
問8:授業担当者の説明は、わかりやすかったですか。回答数割合
1 非常にわかりやすかった8642.0%
2 わかりやすかった8541.5%
3 どちらとも言えない2210.7%
4 少しわかりにくかった73.4%
5 非常にわかりにくかった52.4%
 
問9:授業担当者の言葉は、明瞭で聞き取りやすかったですか。回答数割合
1 非常に聞き取りやすかった10651.7%
2 聞き取りやすかった7134.6%
3 どちらとも言えない2411.7%
4 少し聞き取りにくかった31.5%
5 非常に聞き取りにくかった10.5%
 
問10:授業担当者は、私語に対して注意するなど、勉強する雰囲気を保つよう努力していましたか。回答数割合
1 よく努力してた11656.6%
2 努力していた5727.8%
3 どちらとも言えない199.3%
4 あまり努力していなかった94.4%
5 全く努力していなかった42.0%
 
問11:授業担当者は、遅刻が少なく、授業時間を有効に活用しようと努力していましたか。回答数割合
1 よく努力してた10350.2%
2 努力していた6933.7%
3 どちらとも言えない2713.2%
4 あまり努力していなかった31.5%
5 全く努力していなかった31.5%
 
問12:授業担当者は、学生の理解度を測ることに努力していましたか。回答数割合
1 よく努力してた6632.2%
2 努力していた8642.0%
3 どちらとも言えない4019.5%
4 あまり努力していなかった73.4%
5 全く努力していなかった62.9%
 
問13:授業は、シラバス(講義計画)に沿って行われましたか。回答数割合
1 そう思う8642.0%
2 どちらかと言えばそう思う7536.6%
3 どちらとも言えない3818.5%
4 あまりそう思わない52.4%
5 全くそう思わない10.5%
 
問14:プレゼンテーションにおいて、文字や提示されたものは見やすかったですか。回答数割合
1 非常に見やすかった10852.7%
2 見やすかった7034.1%
3 どちらとも言えない2110.2%
4 少し見にくかった42.0%
5 非常に見にくかった21.0%
 
問15:教材の量や内容(レベル)は、適切でしたか。回答数割合
1 非常に適切であった6732.7%
2 適切であった9244.9%
3 どちらとも言えない3617.6%
4 あまり適切でなかった73.4%
5 全く適切でなかった31.5%
 
問16:授業内容は、あなたの知的関心を呼び起こしましたか。回答数割合
1 非常に呼び起こした7235.3%
2 少し呼び起こした7536.8%
3 どちらとも言えない4421.6%
4 あまり呼び起こさなかった94.4%
5 全く呼び起こさなかった42.0%
 
問17:この授業を受講して、満足していますか。回答数割合
1 非常に満足している8240.0%
2 満足している8240.0%
3 どちらとも言えない3215.6%
4 あまり満足していない52.4%
5 全く満足していない42.0%
 


★ 学生による授業評価アンケートに書かれたコメント(順不同、コメントのあったもの全部)

「受講生が多いのに教室が狭く、席がなくて受講したくてもできないことがあった。二教室での講義を行ってほしかった。」

「授業後に質問に行くと丁寧に答えて下さり、人間的にも尊敬できる先生です。私自身、この授業を通して様々な知識を身に付けることができました。」

「1-3 回生の子がすごくうるさかつたです。もっと外に出してほしいです。前後左右で話されているとイライラして勉強にならない。授業内容はとても良かったです。」

「うるさい奴等をだまらせてほしい。レポート多すぎ。」

「もうちょっと私語に対して厳しい目で見てほしかった。スライドを基にプリントを穴埋めするという作業的な講議だけだと話には集中できるが、毎回しっかりと講議に出席していても有益なアドバンテ一ジが得られない。ただ、扱っているテ一マは良いと思う。人が多かった。」

「高校生の時から環境問題に興昧があったので、楽しく受講できました。しかしここ2年ほど、講義中の私語があまりにも酷いです。僕以外にも、講義内容を楽しみにしている人もいるはずなので、次年度以降の改善のほど、よろしくお願いいたします。」

「がんぱってください。」

「ありがとうございます。」

「大学は考える場であるベきだから、自分の意見を否定されただけで、減点は人間として小さいと思う。」
(巖注:インクラスレポートは、それまでの授業内容を振り返りまとめることで理解を促すことを趣旨としているのであって、受講者の意見を尋ねる場ではないと説明した。したがって、授業で否定した内容をわざわざ説明として書くことは、趣旨を理解していないことを示すものであり、そのことが減点の対象となる。)

「この授業を取らなければ知らずにかん違いしたまま間違った行動をしてしまいそうなことを、知れるので良かったです。」

「前回の復習を授業の最初にあり、要点がわかりやすかったです。」

「うるさい人が多かったので、もっと退室させるベきだと思う。注意だけでは静かにならないと思う。」

「とても分かりやすいし、良い勉強になりました。授業のやり方が工夫されていて、良かったです。将来のためになるなと、個人的に感じました。」

「この授業を受ける前より、環境問題のことを考えるようになりました。とても自分のためになりました。受講者が多すぎる。授業中うるさすぎ。先生も注意しているけど静かにならなくて、授業に集中できなかつた。」

「いつも前回の残りからはじめるので。」

「私語が多い。」

「環境問題をさまざまな角度で取り上げているので、今までTV等で主張されていた考えに対し、疑問がわいたりしました。」

「私語が多く、授業中にも他のことをしている生徒が多い。この大学はいつから3流以下の大学になったのでしょうか?」

「インフル問題があつたので問1 3には答えづらいです。」

「いいタイミングでインクラスレポートをすることで、復習を兼ねてできたので、理解がしやすかったと思います。」

「クーラーつけろ」

「今マスメディアなどで取り上げられている環境問題だが、実際は詳しく知らなかったりだったが、この授業を受けて少しは理解が深まりました。」

「巌先生の授業はパワ一ポイントだしプリントが穴埋めでとてもわかりやすいから良いと思います。」

「90分× 週2 回も環境の話は、けっこうしんどいです。内容がかためなので・・・たまには、サ一ビスして早めに終わってくらハイム・リンドバ一ブ・ニ一チェ」

「内容が興味深かったです。」

「この授業を受けて、環境問題により一層関心が増えました。」

「一部の人間の私語。」


★ 集計結果に対する巖の所見(自己評価委員会に提出したもの)

環境問題の基礎を28回に渡って講義した授業。その間に、3回のアクションレポート(住んでいる自治体のゴミ分別を調べる、ゴミ減量に挑戦する、自宅のエネルギー消費量を調べる)と3回のレポートを課した。レポートは、その時点まで4〜5回分の講義内容を振り返りまとめるために、中学生からの質問に回答するという形で各テーマを解説する文章を書くもの。本来、授業時間中に出題しその授業終了までに書き上げて提出してもらうつもりだったが、受講者数が多く実施不可能と考え、出題して翌講義日に提出という形をとった。

最大教室がいっぱいになる状況が続き、私語への対処で消耗した半期だった。PowerPointをリモコンで操作し、できるだけ教室のあちこちを歩き回って私語の抑制に心がけたが、最後まで不十分な状態であった。多くのまじめな受講者が苦情を述べているのは当然と言える。

主にその点において評価が低いことは当然予想したが、ほぼすべての項目において評価が前年を下回っていることは気がかりだ。回答分布を見ると、低い評価をしている受講者が例年よりかなり多く、また回答1より2が多い項目も目立つ。従来通りの講義ではもはや通用しない時期に来ているのかもしれない。


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2009.08.30