2006年度 学生による授業評価集計結果

● 環境問題概論

登録受講者数 646人 回答者数 229人

平均評価
評価詳細
回答者のコメント
集計結果に対する巖の所見

★ 平均評価
問3:あなたの、この授業についての出席状況はどうでしたか。90.4点
問4:あなたは、この授業に、予習・復習等をしたり、指定された教材を持参するなど、よく準備して臨みましたか。69.5点
問5:あなたは、この授業に意欲的に取り組みましたか。76.2点
問6:あなたは、授業を妨げるような行為(私語・携帯電話等)を慎むよう心がけて受講しましたか。84.3点
問7:あなたは、この授業に興味や関心を持って受講しましたか。82.3点
問8:授業担当者の説明は、わかりやすかったですか。85.5点
問9:授業担当者の言葉は、明瞭で聞き取りやすかったですか。88.2点
問10:授業担当者は、私語に対して注意するなど、勉強する雰囲気を保つよう努力していましたか。90.0点
問11:授業担当者は、遅刻が少なく、授業時間を有効に活用しようと努力していましたか。87.7点
問12:授業担当者は、学生の理解度を測ることに努力していましたか。81.5点
問13:授業は、シラバス(講義計画)に沿って行われましたか。82.2点
問14:プレゼンテーションにおいて、文字や提示されたものは見やすかったですか。86.7点
問15:教材の量や内容(レベル)は、適切でしたか。83.6点
問16:授業内容は、あなたの知的関心を呼び起こしましたか。81.8点
問17:この授業を受講して、満足していますか。82.6点
 


★ 結果詳細
問3:あなたの、この授業についての出席状況はどうでしたか。回答数割合
1 90%以上出席15165.9%
2 60〜89%程度出席6729.3%
3 40〜59%程度出席93.9%
4 10〜39%程度出席10.4%
5 10%未満の出席00.0%
 
問4:あなたは、この授業に、予習・復習等をしたり、指定された教材を持参するなど、よく準備して臨みましたか。回答数割合
1 とてもよく準備した4318.8%
2 だいたいよく準備した11148.5%
3 どちらとも言えない6126.6%
4 あまり準備をしなかった41.7%
5 まったく準備をしなかった83.5%
 
問5:あなたは、この授業に意欲的に取り組みましたか。回答数割合
1 非常に意欲的であった6829.7%
2 意欲的であった11650.7%
3 どちらとも言えない3515.3%
4 あまり意欲的でなかった52.2%
5 全く意欲的でなかった41.7%
 
問6:あなたは、授業を妨げるような行為(私語・携帯電話等)を慎むよう心がけて受講しましたか。回答数割合
1 よく心がけた12655.3%
2 少し心がけた6829.8%
3 どちらとも言えない2912.7%
4 あまり心がけなかった31.3%
5 全く心がけなかった20.9%
 
問7:あなたは、この授業に興味や関心を持って受講しましたか。回答数割合
1 非常に興味・関心をもって受講した10646.5%
2 少し興味・関心をもって受講した9039.5%
3 どちらとも言えない2711.8%
4 あまり興味・関心をもたずに受講した31.3%
5 全く興味・関心をもたずに受講した20.9%
 
問8:授業担当者の説明は、わかりやすかったですか。回答数割合
1 非常にわかりやすかった12755.7%
2 わかりやすかった7532.9%
3 どちらとも言えない2310.1%
4 少しわかりにくかった10.4%
5 非常にわかりにくかった20.9%
 
問9:授業担当者の言葉は、明瞭で聞き取りやすかったですか。回答数割合
1 非常に聞き取りやすかった13860.5%
2 聞き取りやすかった7432.5%
3 どちらとも言えない156.6%
4 少し聞き取りにくかった00.0%
5 非常に聞き取りにくかった10.4%
 
問10:授業担当者は、私語に対して注意するなど、勉強する雰囲気を保つよう努力していましたか。回答数割合
1 よく努力してた15266.7%
2 努力していた6428.1%
3 どちらとも言えない104.4%
4 あまり努力していなかった10.4%
5 全く努力していなかった10.4%
 
問11:授業担当者は、遅刻が少なく、授業時間を有効に活用しようと努力していましたか。回答数割合
1 よく努力してた14161.8%
2 努力していた6729.4%
3 どちらとも言えない177.5%
4 あまり努力していなかった10.4%
5 全く努力していなかった20.9%
 
問12:授業担当者は、学生の理解度を測ることに努力していましたか。回答数割合
1 よく努力してた10445.6%
2 努力していた9139.9%
3 どちらとも言えない2511.0%
4 あまり努力していなかった41.8%
5 全く努力していなかった41.8%
 
問13:授業は、シラバス(講義計画)に沿って行われましたか。回答数割合
1 そう思う10646.5%
2 どちらかと言えばそう思う8537.3%
3 どちらとも言えない3515.4%
4 あまりそう思わない10.4%
5 全くそう思わない10.4%
 
問14:プレゼンテーションにおいて、文字や提示されたものは見やすかったですか。回答数割合
1 非常に見やすかった13057.3%
2 見やすかった7633.5%
3 どちらとも言えない198.4%
4 少し見にくかった10.4%
5 非常に見にくかった10.4%
 
問15:教材の量や内容(レベル)は、適切でしたか。回答数割合
1 非常に適切であった10747.1%
2 適切であった9541.9%
3 どちらとも言えない229.7%
4 あまり適切でなかった20.9%
5 全く適切でなかった10.4%
 
問16:授業内容は、あなたの知的関心を呼び起こしましたか。回答数割合
1 非常に呼び起こした10445.6%
2 少し呼び起こした9139.9%
3 どちらとも言えない2611.4%
4 あまり呼び起こさなかった52.2%
5 全く呼び起こさなかった20.9%
 
問17:この授業を受講して、満足していますか。回答数割合
1 非常に満足している11048.2%
2 満足している8537.3%
3 どちらとも言えない2711.8%
4 あまり満足していない41.8%
5 全く満足していない20.9%
 


★ 学生による授業評価アンケートに書かれたコメント(順不同、コメントのあったもの全部)

「DAY AFTER TOMORROWの元となった現象の説明は最悪に悪かったです。説明できないなら中途半端にしないでください。」

「環境問題を身近に感じ、人ごとにしてはいけないと思うようになった。」

「小さい話し声にもすぐに先生が注意して、授業が中断するのが嫌だった。」

「わかりやすく、自分の身の回りのテーマを扱ってくれるので良い!」

「ものすごく勉強になりました。」

「話をする学生にも積極的に注意を呼びかけ、非常に健全な、快適な教室環境であると感じる。ただ、提出物や課題の多さは、やむを得ず達成できなかった意欲的な学生の向上を阻害するのではないかと思う。」

「面白かったです。説明がわかりやすかったです。」

「剃った方が潔いですよ。」

「ビデオで映像を見る方が現在の環境問題がより深刻だと感じることができたので、もう少しビデオの回数を増やした方が、学生の関心を呼び起こすことができるのではないかと思います。」

「色々なことを教えてくれてとてもうれしいです。適切にビデオを使ったりしてわかりやすいと思いました。」

「個人的に四年間受けてきた講義の中で一番といっていいほど授業内容が素晴らしい講義でした。先生の授業における姿勢・考えも素晴らしかったです。」

「授業中のおしゃべりについて先生が今まで何回も注意してきたのに、それでも毎回しゃべる人がいて、その人達の幼稚さにあきれる。コソコソしゃべる話し声って、本当に気が散るし本当にイライラする。」

「毎回授業のはじめに前回の復習をしてくださるので、要点がわかりやすくて良かったです。」

「自分の知らない環境問題の一面を知ることができました。環境に対する自分の意識を変えることができた講義でした。」

「世界市民、生物学と流れで受講しましたが、どれもわかりやすく説明していただき、一つの問題に対して、いろいろな視点から考えることを学ぶことができました。」

「たいへん勉強になり、充実した内容の授業でした。ありがとうございました。」

「環境問題の現状が非常に明瞭に理解でき、かつ私自身の知的好奇心を奮わせる講義内容でありました。」

「視覚的に捉えやすくスライドを作ってもらえるのでわかりやすい。」

「とても興味深く、また楽しく授業を受けることができました。資料やプリントも見やすくわかりやすかったです。レポートも、少し変わった感じの出し方で、楽しく取り組めました。」

「授業に出れないとき、図書館のパソコンのファイルから資料を取れるシステムが先生のやさしさだと思う。」

「社会での大切なことを学べることが評価できます。地球温暖化や資源の減少について考えてはいましたが、学んだことは初めてでした。授業という範囲ではなく、もっと公共で講義していくべき事がらだと思いました。大学のクーラーや暖房は必要以上に使いすぎ、温度上げすぎ下げすぎです。アメリカでもこうした授業が広まって欲しいです。アメリカでは、夏にクーラーをかけまくって、毛布で寝ているという話を聞いたことがあります。」

「教室の人数が多すぎるのでなんとかしてほしい。もっと人数を制限するべき。これでは授業にまったく集中できない。」


★ 集計結果に対する巖の所見(自己評価委員会に提出したもの)

環境問題の基礎を27回に渡って講義した授業。その間に、4回の短期レポート(出題後3-4日で提出)と3回の行動課題レポート(住んでいる自治体のゴミ分別を調べる、自宅のゴミ排出量を調べる、自宅のエネルギー消費量を調べる)を課した。受講者数が646人と大教室に入りきらない状態で、出席者に常に窮屈な思いをさせた。そんな状況なのでなかなか私語も抑えきれず、不満足な思いをしつつ精一杯メッセージを伝えようと努力した結果がここに現れている。正面から受け止めてくれた者もいれば、人数の多さや私語にいらついていた者もおり、想いの届かなかった者もいるようだ。否定的な評価をする者は常にいるものだが、その人数が設問によって変化するということは、全否定しているのではなく判断した上で否定していると推測できるので、真摯に受け止めねばならない。とくに問12「学生の理解度を測る努力」で否定的な意見が多いのは、レポートを出させるだけで十分なフィードバックができなかったことに対する批判と解釈できる。人数が多かったためとはいえ、受講者側からすれば当然の思いだろう。受講者数の上限を定めることを真剣に考えなければならない。


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2007.01.27