2008年度 学生による授業評価集計結果

● 環境問題概論

登録受講者数 598人 回答者数 346人

平均評価
評価詳細
回答者のコメント
集計結果に対する巖の所見

★ 平均評価
問3:あなたの、この授業についての出席状況はどうでしたか。82.6点
問4:あなたは、この授業に、予習・復習等をしたり、指定された教材を持参するなど、よく準備して臨みましたか。64.3点
問5:あなたは、この授業に意欲的に取り組みましたか。73.6点
問6:あなたは、授業を妨げるような行為(私語・携帯電話等)を慎むよう心がけて受講しましたか。83.6点
問7:あなたは、この授業に興味や関心を持って受講しましたか。80.1点
問8:授業担当者の説明は、わかりやすかったですか。84.2点
問9:授業担当者の言葉は、明瞭で聞き取りやすかったですか。85.1点
問10:授業担当者は、私語に対して注意するなど、勉強する雰囲気を保つよう努力していましたか。91.1点
問11:授業担当者は、遅刻が少なく、授業時間を有効に活用しようと努力していましたか。89.6点
問12:授業担当者は、学生の理解度を測ることに努力していましたか。79.4点
問13:授業は、シラバス(講義計画)に沿って行われましたか。80.1点
問14:プレゼンテーションにおいて、文字や提示されたものは見やすかったですか。87.5点
問15:教材の量や内容(レベル)は、適切でしたか。81.7点
問16:授業内容は、あなたの知的関心を呼び起こしましたか。79.9点
問17:この授業を受講して、満足していますか。81.2点
 


★ 結果詳細
問3:あなたの、この授業についての出席状況はどうでしたか。回答数割合
1 90%以上出席16648.0%
2 60〜89%程度出席13438.7%
3 40〜59%程度出席3510.1%
4 10〜39%程度出席72.0%
5 10%未満の出席41.2%
 
問4:あなたは、この授業に、予習・復習等をしたり、指定された教材を持参するなど、よく準備して臨みましたか。回答数割合
1 とてもよく準備した6518.8%
2 だいたいよく準備した12937.3%
3 どちらとも言えない10730.9%
4 あまり準備をしなかった298.4%
5 まったく準備をしなかった164.6%
 
問5:あなたは、この授業に意欲的に取り組みましたか。回答数割合
1 非常に意欲的であった9326.9%
2 意欲的であった16948.8%
3 どちらとも言えない6117.6%
4 あまり意欲的でなかった174.9%
5 全く意欲的でなかった61.7%
 
問6:あなたは、授業を妨げるような行為(私語・携帯電話等)を慎むよう心がけて受講しましたか。回答数割合
1 よく心がけた19255.5%
2 少し心がけた10028.9%
3 どちらとも言えない3911.3%
4 あまり心がけなかった113.2%
5 全く心がけなかった41.2%
 
問7:あなたは、この授業に興味や関心を持って受講しましたか。回答数割合
1 非常に興味・関心をもって受講した13539.0%
2 少し興味・関心をもって受講した16146.5%
3 どちらとも言えない3911.3%
4 あまり興味・関心をもたずに受講した72.0%
5 全く興味・関心をもたずに受講した41.2%
 
問8:授業担当者の説明は、わかりやすかったですか。回答数割合
1 非常にわかりやすかった17249.9%
2 わかりやすかった13639.4%
3 どちらとも言えない308.7%
4 少しわかりにくかった61.7%
5 非常にわかりにくかった10.3%
 
問9:授業担当者の言葉は、明瞭で聞き取りやすかったですか。回答数割合
1 非常に聞き取りやすかった17851.7%
2 聞き取りやすかった13539.2%
3 どちらとも言えない247.0%
4 少し聞き取りにくかった61.7%
5 非常に聞き取りにくかった10.3%
 
問10:授業担当者は、私語に対して注意するなど、勉強する雰囲気を保つよう努力していましたか。回答数割合
1 よく努力してた24771.6%
2 努力していた7622.0%
3 どちらとも言えない205.8%
4 あまり努力していなかった10.3%
5 全く努力していなかった10.3%
 
問11:授業担当者は、遅刻が少なく、授業時間を有効に活用しようと努力していましたか。回答数割合
1 よく努力してた23066.7%
2 努力していた9427.2%
3 どちらとも言えない164.6%
4 あまり努力していなかった30.9%
5 全く努力していなかった20.6%
 
問12:授業担当者は、学生の理解度を測ることに努力していましたか。回答数割合
1 よく努力してた14642.3%
2 努力していた13739.7%
3 どちらとも言えない4513.0%
4 あまり努力していなかった113.2%
5 全く努力していなかった61.7%
 
問13:授業は、シラバス(講義計画)に沿って行われましたか。回答数割合
1 そう思う14441.7%
2 どちらかと言えばそう思う13338.6%
3 どちらとも言えない6418.6%
4 あまりそう思わない30.9%
5 全くそう思わない10.3%
 
問14:プレゼンテーションにおいて、文字や提示されたものは見やすかったですか。回答数割合
1 非常に見やすかった20659.7%
2 見やすかった11232.5%
3 どちらとも言えない226.4%
4 少し見にくかった41.2%
5 非常に見にくかった10.3%
 
問15:教材の量や内容(レベル)は、適切でしたか。回答数割合
1 非常に適切であった15946.1%
2 適切であった12937.4%
3 どちらとも言えない4813.9%
4 あまり適切でなかった92.6%
5 全く適切でなかった00.0%
 
問16:授業内容は、あなたの知的関心を呼び起こしましたか。回答数割合
1 非常に呼び起こした14040.7%
2 少し呼び起こした15143.9%
3 どちらとも言えない4011.6%
4 あまり呼び起こさなかった61.7%
5 全く呼び起こさなかった72.0%
 
問17:この授業を受講して、満足していますか。回答数割合
1 非常に満足している15244.1%
2 満足している14140.9%
3 どちらとも言えない4011.6%
4 あまり満足していない102.9%
5 全く満足していない20.6%
 


★ 学生による授業評価アンケートに書かれたコメント(順不同、コメントのあったもの全部)

「大切な事が何なのかわかってない様な気がする。」

「本の著者の印税になるから、わざわざ買って読みたくないと言ったり、説明中も「どうしてかわからないですが」など曖昧さが目立ち、大学に来てこの授業を受けて自分のためになるとは思えなかった。」

「人が多すぎる。小テストの時だけでも、広い教室を使う・教室を分ける等の措置をしてほしい。あと、うるさすぎる。」

「レポートの時だけ来る人に毎回出席している人と同じように単位を与えるのは納得いきません。」

「意欲を持って受講を決めたのですが、全体的に受講生が多い上、モラルの低い人が多かったため集中できませんでした。しかし、先生がすぐに対策をしてくださったので、興味を取り戻す事ができました。」

「うるさい人は本格的に排除してもいいんじゃないですかね。」

「習った事を生かして生活していこうと思いました。」

「海が好きです。でも環境問題の方がもっと好きです。」

「私語に対して過敏すぎる。ある程度うるさくなってから注意した方が、効率的に授業を行えると思います。」

「インクラスレポートの時だけ人が多くてしかもうるさいのを何とかしてほしいです。」

「この授業を受けて、よかった!!」

「今まで知っていた環境問題以外にもいろいろな環境問題があることをこの講義で知りました。」

「いろいろな環境問題を詳しく勉強できた。」

「1つ1つの講義の内容が多い。もう少し生徒の立場に立って考えてください。受講生が多いなら教室を二箇所にする等、改善してほしい。雑談なども注意するくらいならもう少し違う方法があるのでは?」

「この授業を通して、環境に対する考えが変わり、今の自分が何をするべきなのかが少しわかりました。ここで学んだことを今後の生活へ生かしていきたいです。」

「周りの人たちの私語がうるさかった。」

「巖教授の授業はわかりやすいです。」

「環境についてたくさん勉強できました。ありがとうございました。これからも学んでいきたいです。」

「受講者数も多かったし、先生も注意してくれましたが、全体的に私語が多く、あまり集中できたとは言えなかった。」

「授業については全く文句なしです。むしろ生徒の意識の低下が講義の質を下げているようにすら思えます。」

「DVDなどを積極的に見せてくださったので、内容がわかりやすくて理解できました。」

「周りの声が、いつもいつもうるさくて、じゃまでした。しゃべっている人を外へほり出してほしかったです。」

「部屋が暑すぎる。」

「授業範囲が広いと思った。プリントの量が多いです。」

「授業スピードが遅かった。」

「映像による授業ですごくわかりやすかった。先生の話にもインパクトが感じられ、頭の中にすっと入ってきた。」

「授業中うるさかった。」

「人数が多くてとても大変な授業だと感じます。環境という興味があるものの、よくわかっていない分野についてよくわかりました。」

「環境問題に関して前から関心があったので、この授業で環境問題の基本を学ぶことができて良かった。この授業で学んだことを生かして、自分にできることから始めよう、という意識を持つようになった。」

「環境についての授業だったので興味を持てた。」

「一番大きい教室というのは知っているのですが、教室に全員が入るととても熱いです。」

「授業内容はとてもいいと思いますけど、まぁ私語の多いこと!注意されてもされても、学習能力なくしゃべっているし、不愉快ですね。いくらいい講義をしても受講する学生のレベルがこれでは意味ないです。いい加減な学生は厳しくしていかないと、真剣に受講しているものにとっては迷惑です。高い授業料を払っているわけですし、何らかの対策を求めます(早急に)。」

「先生!私語してるヤツ等もうボコッてやってください!なんなら私自身がイッてしまいます!!授業については、環境問題という観点について私自身新しい発見と今自分にできることがモヤモヤからしっかり確立することができるようになりました。この講義のおかげです。」

「少し考えを押しつけるようなところが目立った。」

「先生は、私語をしている生徒に対して注意をしていたのにもかかわらず、私語をしている生徒が減らなかったことが残念だったし、同じ生徒として、とても恥ずかしいことだと思いました。」

「うるさい奴は何が何でも追い出してほしいです。」

「パワーポイントをもっとゆっくり表示してほしい。次々と次のページに進んでいくので焦った。」

「ありがとうございました。」


★ 集計結果に対する巖の所見(自己評価委員会に提出したもの)

環境問題の基礎を28回に渡って講義した授業。その間に、2回の行動課題レポート(住んでいる自治体のゴミ分別を調べる、自宅のエネルギー消費量を調べる)と3回のイン・クラス・レポートを課した。イン・クラス・レポートは、その時点まで4〜5回分の講義内容を振り返りまとめるために、中学生からの質問に回答するという形で各テーマを解説する文章を書くもので、授業時間中に出題し授業終了までに書き上げて提出してもらう。長い学期を区切り、復習してもらう目的だが、おおむね好評だったと思われる。

しかし今期は受講者数が600人にもなり、あらゆる面で授業が困難であった。常時出席は半数以下とはいえ、大教室に大人数が入り私語が止まなかった。かなり努力して注意警告を繰り返したことは、アンケートの問10の評価に現れているが、それでも全く行き届かなかったことは自由記述(上記)にも期末試験のコメントにも多数の苦情が寄せられたことからはっきりしている。しばしば講義を中断して私語を注意するため、流れも集中力も途切れ進行は滞って、学期終盤は少し内容を削る結果になった。途中からは、授業で配布する空欄入りのプリントとは別に、最初から空欄を埋めてあるものを教材サーバで提供して、空欄を埋めるためだけに出席している者は来なくていい、と宣言するまでになった。それでも状況はほとんど改善されず、とにかく消耗した。

例年そうだが、問16の「知的関心を呼び起こしたか」の評価が比較的低い。もっと少なければもっと充実した授業にできるのに、という想いと、これだけ多くの受講者に想いを伝えられる機会は他にないのだからもっと工夫して惹きつけなければ、という反省と、両方の思いがある。


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2008.08.09